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マイセン倶楽部メールマガジン [第7号] 2016年4月6日発行
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日増しに春めいてきてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
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■1:マイセンの「染付」について
□2:新作「染付」シリーズのご紹介
■3:マイセン倶楽部からのご案内

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└■ 1:マイセンの「染付」について
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2016年、マイセン磁器に新しい「染付シリーズ」が誕生しました。
そこで今回はマイセンの染付について、その技法をご紹介します。
染付は「下絵付」とも言います。磁土を成形し約900度で素焼きした後の
レンガ状の生地にコバルトブルーなどの顔料で文様を描きます。
顔料は砂地に水が浸み込むように吸収され、失敗しても修正することは
全くできません。その後、釉薬をかけて1450度という高温で焼成すると、
輝くような「青」が生まれます。修正ができないという点から、熟練の腕が
必要とされる分野です。
マイセンの真正を証明する「双剣のマーク」も染付で入れられており、また
広く知られているブルーオニオンの絵柄も染付の技法でつくられています。

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└■ 2:新作「染付」シリーズのご紹介
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日本で磁器が生まれて400年となる2016年、18世紀の資料をもとに新しい
「染付」シリーズが誕生しました。
王侯貴族が憧れた「藍色」の世界。白磁に映える藍色は、マイセンの永遠の
テーマでもあります。装いも新たに登場した現代の「染付」をご紹介します。

・ティーデジュネセット「天女と鶴」
マイセンの古文書資料館に眠る昔の絵柄が染付のデジュネセットに甦り
ました。鶴に乗って飛ぶ天女を描いた縁起の良い柄行きが魅力です。

・菊花文鉢
菊の花をかたどった実用的な鉢に染付で様式的な花を描きました。
そこに金を加えたことで染付に新しい魅力が生まれています。

・絵変わりカップ&ソーサー5客セット
現代マイセンの魅力的なフォーム、グローサーアウスシュニットに描かれた
古くて新しい染付の柄。磁器誕生400年にふさわしい新作です。

・絵変り小鉢 5組
軽く、小さな小鉢に歴史的な染付の柄が描かれています。

・染付復刻蓋付花瓶
花瓶いっぱいに描かれた染付の花や動物たち。鳥が歌い、蝶が舞う染付の
森です。木の実を食べるリスは子孫繁栄の象徴です。

●GKサイトで、新作「染付」シリーズをご覧いただけます。
http://www.gk-japan.com/blog/?cat=19

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└■3:マイセン倶楽部からのご案内
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