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マイセン倶楽部メールマガジン [第13号] 2016年7月4日発行
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この度の2016年度熊本地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い
申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧をお祈りいたします。

涼しげな風鈴の音が聞こえる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
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■1:2016年イヤードール「凧を持つ少年」のご紹介
□2:「ヘンチェルの子供たち」のご紹介
■3:マイセン倶楽部からのご案内

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└■ 1:2016年イヤードール「凧を持つ少年」のご紹介
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「イヤードール」は、20世紀初頭に登場した人気シリーズ「ヘンチェルの
子供たち」の精神を受け継いだアルフレッド・ケーニッヒ(1871-1940年)が
「子供」シリーズとして制作した作品の復刻版です。
ケーニッヒは1897年にマイセン磁器製作所に入り、ヘンチェルと共に、
マイセンのアール・ヌーヴォーを代表するアーティストとなりました。
彼はヘンチェルと創作活動を行ない影響し合いましたが、目指したところは
一つ、「子供を、日常の光景の中で自然に表現すること」でした。
「イヤードール」シリーズは、2014年から始まり今回で3作目です。
2016年は「凧を持つ少年」。大切な凧を上げようと、風を待つ少年の
姿です。淡い色合いの服装や優しい仕草にアール・ヌーヴォーの特徴が
よく現れています。(今春より販売中)

●ジーケーサイトで、2016年イヤードール「凧を持つ少年」をご覧いただけます。
http://www.gk-japan.com/blog/?cat=19

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└■ 2:「ヘンチェルの子供たち」のご紹介
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20世紀初頭、当時すでに200年の伝統を持ち、クラシックな磁器を作り
続けていたマイセン磁器製作所にアール・ヌーヴォーの新風を吹かせ、
多くの愛らしい子供の姿を作り上げた造形家、ユリウス・コンラート・
ヘンチェル(1872-1907)。ヘンチェルは、子供のあらゆる姿、表情、しぐさの
一つひとつを生き生きと的確にとらえ、独自のスタイルを確立しました。
当時のマイセン新聞はこう伝えています、「マイセン磁器製作所は、現代の
小像の分野において、特に人間描写の点で最も大きな、そして重要な
貢献を果たしている・・・」。彼の代表作「ヘンチェルの子供たち」は、
今なお世界中のマイセンファンの心を捉えて離しません。

●ジーケーサイトで、「ヘンチェルの子供たち」をご覧いただけます。
http://www.gk-japan.com/blog/?cat=30

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└■3:マイセン倶楽部からのご案内
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