-------------------------------------------------------------
マイセン倶楽部メールマガジン [第15号] 2016年8月3日発行
--------------------------------------------------------------
この度の2016年度熊本地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い
申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧をお祈りいたします。

蝉の大合唱が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
このメールマガジンは「マイセン倶楽部メールマガジン」のご登録をご希望
いただきました皆様、および既にマイセン倶楽部にご入会され配信希望を
いただきました皆様にお送りしております。

_/_/_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/

■1:2016年世界限定作品、ディッシュ「スワンサーヴィス」のご紹介
□2:「スワンサーヴィスセット」のご紹介
■3:マイセン倶楽部からのご案内

┌┐
└■ 1:2016年世界限定作品、ディッシュ「スワンサーヴィス」のご紹介
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1737年から1742年にかけて作られた、バロック磁器芸術最大の作品「スワン
サーヴィスセット」。マイセンの監督官であり、財務大臣であったハインリッヒ・
フォン・ブリュール伯爵(1700-1763)の注文で作られたもので、オリジナルは
2,000以上のピースから成る壮大なテーブルウェアです。
今回はその中から大きなディッシュが、世界限定作品として復刻されました。
この大きな楕円形のプレートは、マイセン磁器芸術のすべての観点を一つに
しています。中央には、清らかな白鳥が二羽、レリーフで刻まれています。
リズミカルな波、貝、葦、そして鷺が回りに配され、左右に伸びた葉のついた
芸術的な枝が取手の役割を果たしています。これ以上ない繊細さで描かれた
インド文様の花絵付と、ブリュール伯爵の組み合わせ紋章が、惜しげもなく
金が施された縁の部分を装飾しています。
世界限定50点、商品番号:398184/05297

●ジーケーサイトで、ディッシュ「スワンサーヴィス」をご覧いただけます。
http://www.gk-japan.com/blog/?cat=19

┌┐
└■ 2:「スワンサーヴィスセット」のご紹介
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「サーヴィスセット」とは、コーヒー、紅茶やディナーを供するための食器セット
一式のこと。皿やカップ類だけでなく、ソース入れや塩入れなど、多くの食器を
包括しています。マイセンでは、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーが生み出し、ヨー
ロッパの後の卓上文化に大きな影響を与えました。
ブリュール伯爵の注文で作られた「スワンサーヴィスセット」は、エルミタージュ
美術館とドレスデン陶磁美術館がその一部を所有していますが、現在では
完全な姿でこの2,000ピースを見ることはできません。
「スワンサーヴィスセット」は、フランシス・バローの絵画がモチーフになって
いますが、伯爵の庭園の噴水や、ブリュールという名前が「湿地」に由来する
ことから、「水」をテーマに、永遠の命の象徴とされるスワン、ガラテア、魚、
貝などが立体的に表現されています。
「スワンサーヴィスセットがなければ、ロココ時代はまったく貧弱なものになって
しまったであろう。」と、有名な磁器研究家、オットー・ヴァルヒャは断言して
います。

●ジーケーサイトで、「スワンサーヴィスセット」をご覧いただけます。
http://www.gk-japan.com/blog/?cat=30

┌┐
└■3:マイセン倶楽部からのご案内
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マイセン倶楽部は、マイセンの魅力を皆様にお伝えするため、本国ドイツの
情報はもちろん、日本事務局による独自のサービスや活動を行っています。

★マイセン倶楽部への入会をご希望の方は
meissenclub@gk-japan.comまでEメールをいただくか、

★マイセンサイト:マイセン倶楽部の紹介ページをご覧ください。
https://www.meissen-jp.com/meissenclube/

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様のお知り合い、ご友人でマイセンにご興味をお持ちの方にも、
ぜひマイセン倶楽部メールマガジンをご紹介ください。