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マイセン倶楽部メールマガジン [第3号] 2017年2月8日発行
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梅のつぼみがほころぶ季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
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■1:マイセンの「手びねり人形」のご紹介
□2:美術様式から見たマイセン磁器、「歴史主義」のご紹介
■3:マイセン倶楽部からのご案内

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└■ 1:マイセンの「手びねり人形」のご紹介
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マイセンの人形は、その種類の多さ、様式の多様さが一つの特徴となって
います。輝く白磁の上に、繊細に描かれる顔の表情や手足の躍動感により、
ヨーロッパ随一との名声をほしいままにしてきました。
人形の中でも「手びねり人形」は、伝統的な人形制作とは異なり石膏型をほと
んど使用しないで作り上げられます。マイセンのトップアーティスト、ペーター・
シュトラングが考案した技法です。磁土をこねて、手で自由に作られる人形は、
ユーモラスで豊かな表情と、一品一品味わいが異なる点が魅力です。
猿を用いて、宮廷の生活やその束縛、慣習を風刺したといわれる代表作の
「猿の楽隊」をはじめ、「天使の楽隊」、「花嫁と花婿」、「ドクター」、「5人のアー
ティスト」など、多彩な種類があります。

●ジーケーサイトで、「手びねり人形」の作品をご覧いただけます。
http://www.gk-japan.com/blog/?cat=19

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└■ 2:美術様式から見たマイセン磁器、「歴史主義様式」のご紹介
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設立以来、時代ごとに新しい様式を取り入れてきたマイセン。
その作品群は、約23万種類にのぼり「様式の宝庫」ともいわれています。
今回は、「歴史主義様式」を取り入れたマイセンの作品をご紹介します。
「歴史主義」は19世紀の様式で、ギリシア・ローマ、ロココ、ジャポニズムなど
過去のさまざまな様式が渾然一体となっているのが特徴です。
マイセンでは、19世紀半ばに起こり、ゴシック、ルネッサンス、バロック、ロココ、
新古典主義が再び取り上げられ、それらが豪華絢爛に結びつけられた点に
大きな特色があります。当時のヨーロッパは多くの陶磁器メーカーが誕生して
おり、マイセンも存亡をかけて魅力的な作品を作り続けなければなりません
でした。そこで、さまざま様式を組み合わせた「様式の饗宴」ともいうべきスタ
イルが生まれました。代表作として、「宝石箱」(復刻版)をはじめ、花と果物が
描かれた花瓶、華麗なコーヒーセットや飾皿などがあります。

●ジーケーサイトで、「歴史主義様式」を取り入れたマイセンの作品を
ご覧いただけます。
http://www.gk-japan.com/blog/?cat=30

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└■3:マイセン倶楽部からのご案内
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https://www.meissen-jp.com/meissenclube/

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