MEISSENメモ(121):「四元素」をテーマにした作品のご紹介

ギリシャ・ローマ時代から自然界の「四元素」と言われる火、水、土、風。

18世紀の王侯貴族は自然の力に畏敬の念を抱き、またその力を自らの目指す権力となぞらえて芸術作品の対象としていました。

マイセンでも「四元素」をテーマにした作品がしばしば作られ、代表的な例は天才的な造形家、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーが創作した「花瓶」です。

アウグスト強王の息子、アウグストⅢ世の命によって作られ、ケンドラーらしいダイナミックな魅力が特徴。

繊細なカットワークと立体的な装飾の組み合わせが豪華な傑作です。

また現代マイセンの造形の名手、 ペーター・シュトラングがデザインした「四元素」は、モダンにアレンジしたユーモラスな小さな人形です。

マイセンの300余年の歴史が感じられますね。

四元素花瓶「火」*世界限定作品*
品番:81696/900384、高さ:約35cm

四元素花瓶「水」*世界限定作品*
品番:81699/900384、高さ:約32cm(日本未入荷)

四元素花瓶「土」*世界限定作品*
品番:81697/900384、高さ:約40cm

四元素花瓶「風」*世界限定作品*
品番:81M20/900384、高さ:約32cm(日本未入荷)

四元素人形「火」
品番:83506/900300、高さ:約10cm

四元素人形「水」
品番:83507/900300、高さ:約11cm

四元素人形「土」
品番:83505/900300、高さ:約10cm

四元素人形「風」
品番:83508/900300、高さ:約11cm