MEISSEN マイセン:ゴリラの彫像「キング ダム」と「ミズ ドレス」のご紹介
マイセンには「Make the world a better place.(世界をより良い場所に)」というモットーがあり、本作品は「地球環境保護」をテーマにした彫像です。若き造形家、マリア・ヴァルターが考案しました。「地球環境保護」という深刻な内容をどのように磁器で表現するか、苦心した作品です。オスの「キング ダム」の「ダム」の綴りは英語で「dumb」で「愚か」という意味。無能な王は地球に見立てた球体をどうしたら守れるのか途方にくれていますが、足元に英知の象徴であるカメがよじ登ってきています。きっとカメが王に良い千恵を授けてくれることでしょう。そしてメスの「ミス ドレス」と呼ばれている王妃は着飾ることばかり考えいますが、再生の象徴である蝶が近寄ってきました。蝶が王妃に訪れる良い変化や希望を暗示しているようです。いずれもモダンなタトゥーをイメージした絵付がされ、ウィットと個性に富んだ表現で深い思索へと誘うマイセンの新しい感性の現代アート作品です。
考案中のデザイン画。イメージをビジュアル化して進めています。
彫像「キング ダム」
品番:73958/900300、高さ:約24.5cm
タテゥーをイメージしたブルーの絵付がアクセントになりモダンな印象です。
地球をどのようにして守るか途方にくれている愚かなゴリラの王。
王に千恵を授けようとカメがよじ登ってきました。カメにも王と同様の絵付がされています。
彫像「ミス ドレス」
品番:73957/900300、高さ:約22cm
王とは異なる絵付がされています。
美しいドレスや着飾ることばかり考えているゴリラの王妃。
▲マリア・ヴァルター
マリア・ヴァルター/Maria Walther
1988年生まれ。サービス造形職業専門学校で学んだ後、モードファッションの裁縫師になるための教育を受けました。
その後デザインへの情熱に気付き、バイエルン州の職業専門学校や製品デザイン専門学校で教育を受け、製品デザイナーの州の資格を取得しました。
自動車産業で経験を積んだ後、2013年にマイセン磁器製作所に入った異色の存在でトップアーティスト、ヨルク・ダニエルチュクの門下生となりました。