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マイセン彫塑家ジークリンデ・グローサー氏 インタビュー

2013年3月、阪急うめだ本店大マイセン展実演のため、マイセン磁器製作所の彫塑家ジークリンデ・グローサー氏がドイツから来日し、6日間にわたって手びねり人形の製作実演を行ないました。
マイセンの彫塑師として活躍する、ジークリンデ・グローサー氏のインタビューをご覧ください。


▲ジークリンデ・グローサー氏
ジークリンデ・グローサー氏 プロフィール
(Sieglinde Grosser)
1957年マイセン生まれ。
17歳で国立マイセン磁器製作所の養成学校に入り、4年間造形を学びました。
1978年、卒業と同時に造形家としてスタート。
ベ トガー炻器から現代作品まで、あらゆる時代の彫像を手がけ、今日に至っています。1995年からは現代マイセン最高の彫塑家 として知られるペーター・シュトラングに師事し、創造性溢れるシュトラング氏から大きな刺激を受けてその「右腕」と言われるまでに成長。幅広いレパート リーを誇り、特に手びねりの分野で比類ないマイスターとして活躍中です。
実演中のグローサー氏 ▲実演中のグローサー氏
実演中のグローサー氏 ▲手元の拡大
手びねりの粘土(左)完成した作品(右)
- 今まで作成した中で、一番印象に残っている作品/楽しかった・難しかった作品は何ですか?

ジークリンデ・グローサー氏(以下S・G) : 一番印象に残っているのは、「ティターニア」や「真夏の夜の夢」「アラビアンナイト」などのシュトラングさんの作品です。また、伝統的なフィギュアと並び、ショイリッヒやアレクサンダー・ シュトルック、マックス・エッサーの彫塑を手がけたことも印象深いです。
難しかった作品は、「パドワーナー」という鶏や、「山羊に乗る仕立屋」などケンドラーの大きな彫像です。 また、暖炉用の大きな時計なども難しかったです。
楽しかった作品は、その時計を装飾する手びねりの花の数々や、手びねりの小さなフィギュアです。

インタビュー中に登場した 一番印象に残っている作品
真夏の夜の夢
群像「ティターニア&ツェットル」
真夏の夜の夢
人形「オベロン」
アラビアンナイト
花瓶「千夜一夜」
ショイリッヒ
人形「仮面のダンサー」
ショイリッヒ
人形「扇をもつ婦人」
アレクサンダー・シュトルック
人形「ほらふき男爵」

マックス・エッサー2013年 世界限定コレクション 彫像「カワウソ」

インタビュー中に登場した 難しかった作品
鶏像「パドワーナー」
人形「山羊に乗る仕立屋」
- 今回考案された「白鳥の湖」は小さくてかわいい作品ですが、反対に最大でどれくらいの大きさの作品を作られたことがありますか?

S・G : ケンドラーの大きな彫像、「鶏」や「コンゴウインコ」です。 私はこの39年の間に、大きなものから小さなものまで・・・、大きな動物彫像から中ぐらいのもの、「猿の楽隊」や「イタリア喜劇」「庭師の子供」、そして手びねりの作品までマイセンのあらゆるフィギュアを作ってきました。

インタビュー中に登場した 過去に作成した様々な作品
猿の楽隊
イタリア喜劇
人形「ジョッキを持つアルルカン」
人形「ガーディナーの子供」
- 今後、挑戦をしてみたいことはありますか?(造形、それ以外の趣味などでも)

S・G : これからも新しいフィギュアをデザインし、提案していきたいです。
また、ホビーとしては、絵を描いたり、大好きな折り紙をしたり、創造的なことをしていきたいです。
自然の中でゆっくりするのもいいですね。

- 日本の好きなところや好きなもの、強い印象を受けた事はありますか?

S・G : 日本はどこも好きです。東京も名古屋も大阪も京都も、思い出がたくさんあります。私は桜が大好きなので、京都で見た桜は忘れられません。そして日本人の親切さ、 規律正しさ、どこも清潔なところにはいつも深い感銘を受けています。これからもぜひ日本との仕事を発展させていきたいです。

- 日本のファンに何かメッセージをお願いします。

S・G : マイセン磁器を楽しんで、使っていただきたいです。マイセンの手作りの伝統を身近に感じて、これからもマイセンを愛していただきたいと思います。