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マイセン絵付師、ペギー・クン氏によるインタビュー

2017年3月、マイセン磁器製作所の絵付師、ペギー・クンさんが、日本橋三越本店と髙島屋大阪店で開催された絵付の実演ために来日しました。実演会では得意とする花の絵柄を描き、お客様も興味深くご覧になり、お話しもはずみ和やかなひとときとなりました。 卓越した技術を披露したクンさんのインタビューをご覧ください。



▲会場でのクンさん

ペギー・クン氏 プロフィール
Peggy Kuhn

1972年ドレスデン生まれ。子供の頃から絵を描くことに親しみ、 中学・高校の課外授業でも「造形芸術」を選択。

1989年から4年間、マイセン磁器製作所付属養成学校に学び、花絵付師としてスタート。

現在は、銅版画を手本にしたマイセン初期の技法から、様式的な花、 自然主義の花まで自在に描き分け、プラーク分野でもその才能を発揮している。





▲会場入口前で

- - いちばん好きな絵柄は何ですか?またそれはなぜですか?

ペギー・クン氏(以下K・P):自然主義の絵付です。軽やかで自由な表現ができるからです。これからも学んで描いてみたいですね。


- 今までに描いた中で、一番印象に残っている作品は?

K・P:銅版画を手本にして描いた花絵付です。ジビラ・メーリアン(注・1647~1717年ドイツ人。南アメリカのスリナムで熱帯の植物や昆虫を観察、研究し、それらを精密に描写した『スリナム産昆虫変態図譜』を出版した。)の銅版画の花や昆虫をプラークに描いたのですが、とてもやりがいがありました。他にもハインツ・ヴェルナー教授やホルスト・ブレッチュナイダーさんの図柄をプラークに描きました。これも楽しかったですね。


- 今後、挑戦をしてみたいことはありますか?

K・P:大きな作品を描いてみたいですね。自然主義の技法で。もちろんまだ描いたことはありませんが、何にでも挑戦することは、大事なことでしょう?



 ▲実演風景


▲手元の拡大 リンゴの木の花の絵柄

- 日本の印象は? これまで日本に対して抱いていたイメージと、実際に来日しての印象はどうですか?

K・P:今まで日本に来日した絵付師の仲間から、いろいろなよいことを聞いていましたから、よい印象しかもっていませんでしたけれど、日本に来てそれを確認したという感じです。日本の皆さんは、とても親切で、よく気がついて思いやりがあります。互いに尊重しあっていますし、街もとても清潔です。そして、何より食べ物が美味しい!! これって大事なことでしょ!(笑)



- 日本のマイセン・ファンにメッセージをお願いします。

K・P:マイセン磁器を大切に思ってくださるのは嬉しいですけれど、食器棚に飾るのではなく、ぜひ使ってください。マイセンのカップで飲むと、コーヒーの味も格別に美味しいですよ!毎日使って、そして楽しんでください。



- ペギー・クン氏の作品 -

クロッカスの絵柄


23A057/00582 
ティーカップ&ソーサー


23A057/00501 
プレート19cm


リンゴの木の花の絵柄


25A085/29633 
ティーカップ&ソーサー


25A085/29470 
プレート19cm


シクラメンの花の絵柄


53N32/23A056
 プラーク(15×18cm)