マイセンの偉大な造型家、ケンドラーによって生まれた「スノーボール」という装飾は、華美なものを求め続けた人々が行き着いたひとつの結果を示しているといえるでしょう。「究極のロココ」ともいうべきもので、実用面よりも、完璧に施した装飾がみどころです。花瓶を覆い隠すように貼り付けられた小さなスノーボール（ガマズミ）の花によって、作品の表面が覆われています。

「スノーボール（ガマズミ）」装飾をアール・ヌーヴォー時代のアーティスト、パウル・ショイリッヒによってデザインされたフォームの花瓶一面にあしらいました。白い花に覆いつくされた花瓶にはボール状になった花のかたまりがあり、花瓶に巻きついた金の蔓が花瓶を「芸術的な庭」に変身させています。

スノーボールの枝に赤い実を立体的にからませたデザインが新しい、爽やかな印象のプラークです。

控えめながら美しさが際立つデザインのランプです。飾るだけでなく実用性も兼ね備えたランプは、日々の空間を華やかなものにしてくれるでしょう。

丸い形が愛らしい花瓶にスノーボールを施しました。首の部分と 底部の金彩が全体を引き締め、高貴な印象を与えています。

小さな花瓶いっぱいに貼りめぐらされた「ガマズミ」の花。珠玉の 逸品としてご紹介いたします。