MEISSENメモ(123):ユニカート作品、飾皿「モーリッツブルク」のご紹介
マイセン磁器の生みの親、アウグスト強王の狩りの城であり、夏を過ごす離宮でもあったドレスデン近郊にあるモーリッツブルク城。
広大な森に囲まれた池の中にバロック様式で建てられ水に写る姿も美しい城です。
円熟のマイスター、シュテフェン・ミコシュが、その城を背景に2羽のキジを描きました。
キジは、狩猟用のキジの飼育所であった「キジの館」にちなんでいるとされています。
モーリッツブルク城は、1960年に結成された「芸術の発展をめざすグループ」のアトリエとして長年使用されていたこともあり、この豊かな自然のなかで「狩り」をテーマとしたシリーズなど多くの新しいアイディアが生まれました。
(ユニカート作品とは創作者の手で絵付される一点物のことで、この世に一つしかなく再び作られることも一切ない貴重な作品です。)
※「芸術の発展をめざすグループ」については、
こちらをご覧ください。
飾皿「モーリッツブルク」
品番:U5534/630090、径:約35cm

(C)GNTB/DZT/Udo Bernhart;CMR
シュテフェン・ミコシュ
鮮やかな色彩が作品の特徴で、その美しさには定評があります。
彼は1980 年から 1984 年までマイセン磁器製作所養成学校で学び、優秀な成績で卒業。
その傑出した才能からすでに1990 年に、プラーク部門に配属されました。
現代マイセンの偉大なアーティスト、ハインツ・ヴェルナー教授やトップアーティスト、ホルスト・ブレッチュナイダーのもとで研鑽を積み、1998 年からはオリジナルデザインを手掛けるようになり、ユニカート作品も制作しています。